【転職・就職】調剤薬局事務になりたい方に知ってほしい本音・デメリット3つ!
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ご閲覧いただきまして、ありがとうございます!
調剤薬局事務兼登録販売者のしふぉんと申します。
さて、この度は調剤薬局事務を目指す方々へこの仕事の本音やデメリットなどを知っていただきたく自分の経験談を生かして記事を書いてみました。
もし、調剤薬局事務の仕事をしたい!と思っていらっしゃる
・就活を頑張っていらっしゃる学生の皆様
・OLから転職をしたいと考えている皆様
・育児産休後の仕事復帰に向けて良さげなパートを探していたりする主婦の皆様!
ぜひこの記事で調剤薬局事務について詳しく知っていただけましたら嬉しいです。
調剤薬局事務ってどんな仕事??
調剤薬局事務員は、薬剤師の方と連携して主に仕事をします。
主な1日の業務の流れについて紹介しますね。
①受付業務:患者様から処方箋を頂く
②処方箋データをコンピュータへ入力して
お薬の説明書等の発行→薬剤師へ回す
③必要に応じて患者様に保険証確認や、問診票の記入を依頼をする
④お薬代のお会計(※薬剤師が行なってくれる所もある)
といった感じです。主にこの受付業務が一日の9割を占めているのでは?と言っても過言ではありません。他にも保険請求業務や、レジの締め等の経理関係の管理、otc(店舗で販売しているお菓子やドリンク市販薬等の発注管理)などもあります。
これらについてはまた後日詳しく記載できる記事を書けたらいいなと思っております。
これらの業務内容をパッと見た感じ
「おお〜!自分接客やりたいし、良さげじゃん?」
「なんとなく調剤薬局事務って楽だし、暇そうなイメージだな!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。(ぶっちゃけ私もそうでした)
しかし、求人を探す前にちょっと待ってください!!
どんな仕事もいいところばかりではありませんよね。
早速ですが調剤薬局事務のデメリットに目を向けて考えてみましょう。
給料が安く昇格が難しい
1番重要である、給料の問題ですね。就職する調剤薬局により少々の差はあれど、基本的には手取り額が低く昇給や昇格が大変厳しいです。年収は、200万〜280万未満といったところでしょうか。
私はこの仕事を7年ほど続けておりますが、新入社員の頃と比べて手取り額がさほど違いがありません(泣)昇給は、多少なりともあるのですが、社会保険料や厚生年金の支払額が年々増加しているためそれでプラスマイナスゼロといったところです。(大泣)
企業によっては育児休暇取得制度などは充実している所もありますので、ご家庭をお持ちの方へは大きなメリットとなるかもしれませんが
「キャリアウーマンになってバリバリ働きたい!!給料ガッポガッポ儲けたい!!」
と考えていらっしゃる方は、やめておいたほうがいいでしょう。
土日祝休みではないところもある
こちらは勤務先の調剤薬局にもよるのですが、薬局は基本的に、門前の病院に合わせて営業時間も変わってきます。そのため、平日営業土日祝日休みの大学病院など大きな病院前の門前薬局もそれに伴い平日営業土日祝日休みとなります。
しかし、個人病院は平日4日+土曜日営業のところが多いですよね。
こういった場合ですと、門前薬局もそれに合わせて平日4日+土曜営業をしなければいけません。土日祝日は休みたいな〜っと考えていらっしゃる方には、希望する勤務形態と異なる場合もありますので要注意です。
(※一部例外もありますので、勤務を希望する薬局の営業時間を必ず確認して下さいね。)
あえて、こちらの面でメリットを挙げるならば平日休みがあると・・・
土日祝は混雑する美容院や病院や人気のカフェなどが比較的空いてて行きやすいので、土曜勤務という勤務形態もそんなに悪くはないですよ。
配属先によってはめちゃくちゃ激務
「調剤薬局はゆったりしてて楽そうだし暇そう!」
なーんてお考えになられている方。あえて、その夢希望願望を壊すようなことを
申し上げますがお許しくださいね。配属される調剤薬局によっては、めっっちゃくっちゃ忙しいです。(これは調剤薬局の店舗配属ガチャ運にもよりますが)
特に、1日に大勢の患者様が来店する大学病院などの大型病院前の調剤薬局は地獄のような環境といっても過言ではないです。
1日に数百人以上接客をするとなると、焦ってミスをしやすくなってしまったり、忙しすぎて事務仕事が全く出来なかったり、内部の方とのコミュニケーションも上手くいかずに空気がピリピリしてしまったりで、とても気疲れしてしまいます。
地域によっては、治安のあまりよくない場所だと客層がめちゃくちゃ悪く、理不尽なクレームやひどい理不尽なことを言われる客も多くいます。よほど、過度に危害を被る場合でないかぎりは警察沙汰にすることが出来ません。
以前に接客経験があり、こういった理不尽なお客様にも屈さない強靭なメンタルをお持ちの方なら大丈夫だと思いますが、そうでない方はここで心が折れて辞めてしまったり、ストレスで体調を崩してしまう可能性が高いです。
事実私も、こういった地獄のように忙しい店舗で毎日のように患者さんに無理難題を押し付けられたり、理不尽なクレームに追われたりで、ストレスで女子の日が毎月辛くなっていき、子宮内膜症を発症してしました。
基本的には勤務先店舗を希望したり、選ぶことができません。
全国あちこちに薬局を展開している大手の薬局に就職を希望する場合はその事を踏まえて慎重に選ぶようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の調剤薬局事務に関するデメリットをピックアップしてみましょう!
・給料が安く、キャリアアップが難しい
・土日祝休みではない店舗もある
・配属店舗によっては激務を強いられることもある
この記事を見て、調剤薬局事務に対するイメージが大きく変わられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
調剤薬局へ就職をお考えで、現在就職活動をされていたり転職サイトや求人雑誌をパラパラと見ていらっしゃる方は特に参考にしていただけましたら幸いです。
また後日あたりに詳しく調剤薬局事務の業務内容や実体験につきましては、記事にできたらと思います。
それでは、今日はこのへんで失礼しますノシ