【日常】家族がポケモンGOで鬱病を克服したお話
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こんにちは、しふぉんです。ご閲覧ありがとうございます😊
今日は【私の母について】お話をさせて下さい。
〈画像参照:ポケモンGO公式サイトより〉
かれこれ数年前の話になります。
私の母は、パートタイマーで働いていた会社で過酷な労働条件と、酷いパワハラを受けてしまい鬱病を発症してしまいました。
病気が原因で会社を退社後、家族以外の誰ともコミュニケーションを取ることもなく家に引きこもってしまったのです。
それからというもの、毎日録画したテレビを1日中ぼーーっと眺めて過ごす日々を繰り返していました。このままでは、母がボケてしまうのでは…?と心配になってくるほどでした。
そんな中、私はだいぶ前にやめていたポケモンGOを再開し始めました。
そこで私は母に
『今レイドとか、新しいポケモンも増えてて面白いよ!お母さんも一緒にやろうよ!』
と声をかけてみました。(※実は母もだいぶ前にポケモンGOをやっていた時期があった)
それを聞いて若干ためらいながらも、母はポケモンGOのアプリを再インストールしてくれたのです。
それからというもの、母は再びポケモンGOをやり始めるようになりました。よほど、気に入ったのかポケモンを探して朝に散歩へ出かけるようにまでなったのです。
私が仕事から帰ると「今日は〇〇つかまえたで〜!」と嬉しそうに毎日ゲットしたポケモンを報告をしてくれました。
母がポケモンGOを再開してから数ヶ月が経った頃です。母がいつものように、毎日通る散歩コースでポケストップが密集している神社を訪れました。そこでいつも通りにポケモンを捕まえて遊んでいたそうです。その時に、その場所で同じようにポケモンGOで遊んでいた年配ポケモントレーナーのおじいさん達が母に話しかけました。
『このポケモン持ってる?』
『今そこでレイドバトル始まるんやけど、一緒にどう?』
おじいさん達も毎朝神社でポケモンGOを遊ぶのが日課になっているらしく、母の見たことないような珍しいポケモンを持っている上に、ポケモン知識がめちゃくちゃ詳しかったとのことです。
ポケモンのタイプ相性についてよく分かっていない母に色々ダメ出しやアドバイスをしてくれたりで、徐々に交流を深めて彼らは仲良くなっていきました。(母はかなりの見知りなので、これを聞いた時私は驚きました 笑)
更に数ヶ月が過ぎました。
今では母は、毎日のように朝神社へ行き様々な年代のベテランポケモントレーナーさん達と一緒にポケモンGOで遊ぶのが日課になっているようです。知らない間に、私よりもポケモンにも詳しくなり、トレーナーレベルが高くなっていました 笑
ポケモンがきっかけで、母は病院にも薬にも頼らず鬱病を克服し、人見知りも克服し、新しい友達も沢山増えて、毎日をとても楽しそうに過ごしています。
ポケモンGOを作ってくれたナイアンティックや、母に話しかけてくれたベテランポケモントレーナーの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて実感したのが…ポケモンの力って、本当に凄いですね!
これからも、母に先を越され過ぎないようにポケモンの知識を忘れないようにしていかなければ…!笑
それでは、見ていただいてありがとうございました(*´∀`)